• 01年度の県内インフルエンザ発症状況(11月21日開始〜3月28日終了)
  • 各地での発症状況は、各地域の小児科医会会員から情報提供されたものです。
  • 診断は、鼻腔・咽頭ぬぐい液による「迅速診断法」で行われたものです。
(2001〜2002年)
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 県内の流行状況     全国の情報(週報)

初報告:月/日 地域
1/12 両津市
2/7 新穂村/佐和田町/畑野町
1/29 村上市
2/5 荒川町
2/8 神林村
2/18 朝日村
2/22 中条町
11/26 聖籠町
1/8 新潟市・東地区
1/22 新潟市・西地区
1/29 西川町
2/14 白根市/味方村
1/15 豊栄市
1/27 新発田市
12/17 新井市
1/ 4 上越市
1/23 板倉町/妙高高原町
2/9 清里村
1/19 柏崎市
2/10 西山町/刈羽村/高柳町/
柿崎町/吉川町
1/15 白根市・南部
1/16 三条市
1/28 潟東村
1/29 燕市
2/1 加茂市/吉田町/弥彦村
11/8 安田町
1/12 横越町
2/8 京ヶ瀬村/亀田町/水原町
1/21 小千谷市
1/29 湯之谷村
2/4 小出町/堀之内町/広神村
2/5 大和町
2/8 川西町/川口町
2/16 守門村/入広瀬村
1/8 与板町
1/11 長岡市
1/17 見附市
1/31 越路町/三島町

 各地区からのレポート(2001年11月9日〜2002年3月28日)
レポート
3/28 【小千谷市】今週も、インフルエンザAとBが大流行中です。今週は乳児の痙攣を伴うインフルエンザ症例が目立ってきました。流行はピークを越えつつあり、最終ステージに入った予感がします。 1.インフルエンザA:小千谷市周辺各地で2種類(香港A、ソ連A)のインフルエンザAが流行しているようです。 2.インフルエンザB:小千谷市周辺各地で流行がみられます。<奥川敬祥>
3/27 【新津市】インフルエンザ:B型の方が多いが、再度A型も増加傾向。この時期にしては、B型、A型ともにまだ多い。・・が、そろそろ終焉か?<高野健一郎>
【全域】■インフルエンザ;学校の春休み突入とともに、流行が収まって来つつあります。迅速診断ではほとんどがB型ですが、山北町などで一部A型も確認されています。村上市岩船地区での発生が比較的多いようです。<山本浩介>
18日から20日の3日間で11名の迅速診断陽性者があり,A1名に対してB10名であり,殆どがBになりました。地域別では黒川村3名,荒川町,中条町,神林村,関川村がそれぞれ2名であまり地域差はなくなった印象です。20日は新規陽性者が1名のみでそろそろ流行も下火でしょうか?<今田>
【長岡市】インフルエンザがやや減少していますが、引続きA型2種類とB型の計3種類がほぼ同時期に混在して流行しています。今年はめずらしい流行パターンです。成人用抗ウイルス薬の「タミフル」(薬剤製品名)が小児でも使ってよいという情報が出たので、今後は使用してまいりましょう。<郡司哲己>
3/25 【全島】インフルエンザ流行は峠を越したようです。いままでのところ、脳炎や心筋炎などの重症合併症は認められません。インフルエンザはふつ うは春休みに入ると流行は終息するはずですが、昨年は新学期 まで流行が残りました。まだまだ油断は禁物です。<岡崎実>
吉田町3月17日(日)午前4時46分当院救急外来初診の1歳6か月女児(住所:弥彦村)。来院時、当直医(内科医)診察時、呼びかけに反応なく、口唇チアノーゼ認め呼吸停止の状態であった。ただちに心マッサージ、O2投与を行い、小児科医呼び出し、気管内挿管、血管確保、蘇生に必要な薬剤を使用、約1時間程蘇生を試みたが全く効果なく死亡した(死亡時刻午前6時)。鼻腔よりのインフルエンザウイルス抗原迅速検査でB陽性。急性脳症と診断した。ワクチンは接種していない。(一部報告内容を省略)<柳原俊雄>
3/24 【新発田市】相変わらずインフルエンザ様疾患が多数を占めます。気管支炎、肺炎も増えてきました。学校が春休みになるまで、インフルエンザの流行は続きそうな気配です。<中野徳>
3/22 【柏崎市】インフルエンザは松浜小学校、柿崎中学校でインフルエンザB型がありました。その他A型もボチボチみられますが終息に向かっております。全体に柏崎はインフルエンザは県内で一番流行しませんでした。新潟市の1/10程度の流行です。内科の先生に聞いても老人がインフルエンザにかからなかったと言います。働き盛りの大人がインフルエンザに罹った程度だそうです。柏崎では老人の予防接種もかなりおこなわれており、予防接種をしっかりやれば流行しないのか?<村井力四郎>
3/21 【小千谷市】今週に入ってインフルエンザBの流行が拡大しています。現在、AとBが大流行中です。 1.インフルエンザA:小千谷市周辺各地で2種類(香港A、ソ連A)のインフルエンザA が流行しているようです。特に小千谷小学校での流行が目立ちます。2.インフルエンザB:小千谷市周辺各地で流行がみられます。特に小千谷小学校で大流行 しています。<奥川敬祥>
3/19 【新津市】インフルエンザ:B型、A型とも、まだ大変多い。pandemicの様相。今期2回罹患例も目立つ。A→B、A→A、B→Aのいずれもあり。最近、気管支炎になる方が散見。<高野健一郎>
【新発田市】インフルエンザが猛威を振るっています。前週同様、インフルエンザB型がかなりの部分を占めるようです。<中野徳>
【全域】村上市内ほぼ全域で流行しています。先週末から今まで無風地帯だった岩船地区でも流行が始まりました。朝日村は南部で多く、山北町でも 発生が見られます。迅速診断上ほとんどがB型です。<山本浩介>
先週もFlu-A(+)7名に対しFlu-B(+)14名とB型が多かったです。計21名の地域別では荒川町8名,中条町4名,神林村3名,関川村3名,黒川村・加治川村・山形県小国町で各1名の陽性者でした。中条小や荒川町保内小で学級閉鎖がされたようです。<今田>
3/17 加茂市3月11日から16日の迅速診断の結果 から、インフルエンザ患者の9割はB型 です。抗体を持っていない子ども達が次々に感染しています。最近はワクチン接種者も感染しています。インフルエンザA型陽性患者は、須田地区の小学校、保育所の子ども達、加茂市の未就園の0歳から2歳児(子育てサークル参加者)インフルエンザB型陽性者は、石川小全学年、下条小、葵中、加茂小、 加茂中。田上中。A型とB型の両方に感染した子どもが2名 いました。そのうちの2歳女児は2回共熱性痙攣を起こしました。<五十嵐隆夫>
3/14 【新潟市・西地区】インフルエンザは先週がピークと思っておりましたが、先週、今週とさらに増加し、爆発的に流行 しております。<長谷川誠>
【小千谷市】今週もインフルエンザAが流行中です。1.インフルエンザA:小千谷市周辺各地で2種類(香港A、ソ連A)のインフルエンザA が流行しているようです。一部の小学校、幼稚園、保育園で今シーズン2回目のインフルエンザの流行がみられます。2.インフルエンザB:小千谷市周辺各地で流行がみられます。<奥川敬祥>
【長岡市】インフルエンザがA型今シーズン二回罹患がさらに目立ち始めました。インフによる熱性けいれんの救急診療が多いです。県内では患者発生増加中ですが、長岡とその周辺ではいくらか減少傾向。<郡司哲己>
3/11 【新発田市】突然の高熱で始まるインフルエンザ様疾患が大流行しています。インフルエンザ様疾患にアマンタ ジンが効かないものや再発熱するものがあり、B型インフルエンザもかなり含まれるものと思われます。<中野徳>
3/10 【全島】佐渡ではインフルエンザの大流行が続いています。A型もB型もほぼ全島に広がりました。病院の外来は大変混雑しており、先日は6時間待ちの患者さんもいました。発熱があっても子どもが元気で食欲がある場合には、ご自宅で安静にされていたほうがいいと思います。41度以上の高熱や倦怠感が強くぐったりしているようなときは、早めに受診し、受付で教えてください。<岡崎実>
3/9 【長岡市】インフルエンザが県内一斉に大流行で、長岡周辺ではピークをわずか過ぎた感じですがいかがでしょうか。A型で一過性の筋炎(下肢の筋肉痛、歩行困難の訴え)が一例ありました。なお鼻汁の検査でA型陽性が二回の場合は香港型、ソ連型と別株に感染したものでしょう。(それぞれ 分離されています。B型も分離と県の報告も昨日ありました。つまり三回かかることもまれにあります。)<郡司哲己>
【上越市】インフルエンザが流行しています。A型の方が多いですが、B型が増加しています。<長沼賢寛>
加茂市インフルエンザが流行中です。保育園、幼稚園、小学校が主体です。A型がほとんどでしたが、3月4日から B型が検出され、3月7日は8例中4例 がB型でした。2月25日から3月3日:インフルエンザ95例。<五十嵐隆夫>
【村上市/朝日村/神林村/粟島浦村】インフルエンザ;村上市内での流行が拡大しています。迅速診断上、流行の主体はB型に移行しました。村上南小、山辺里小での発生が目立ちます。全身状態はA 型の患者さんより良好な場合が多いようです。神林村、朝日村でも主にB型ですが、一部A型も発生しています。先週、粟島での発生(A型)を確認しました。山北町での流行はまだのようです。<山本浩介>
【荒川町/中条町/関川村など】fluA陽性が5名に対しfluB陽性が15名でBが主体になってきました。計20名の地域別では荒川町6名,神林村5名,中条町4名,関川村2名,山形県小国 町1名,帰省等で京ヶ瀬村と福島県黒岩市の各々1名の患児が来院されてい ます。今週は先週まで少なめだった中条町の小中学校での学級閉鎖が多か ったようです。<今田研生>
【小千谷市】1.インフルエンザA:小千谷市周辺各地で2種類(香港A、ソ連A)のインフルエンザA が流行しているようです。一部の小学校、幼稚園、保育園で今シーズン2回目のインフルエンザの流行がみられます。2.インフルエンザB:小千谷市内で流行の兆しがみられます。<奥川敬祥>
3/5 【全域】全域で大分多い。今日は近隣医療機関でキャパ限界の所が多数?年長児で増加傾向? 学校・保育園感染→家族内感染に移行。A型→B型の今期2回罹患の方もかなり。<高野健一郎>
3/4 【長岡市】3月2日、当院の2月8日までのインフルエンザウイルスの分離報告が届きました。2月4日の4例で3例がソ連型、1例が香港A型で、2月8日の11例で6例がソ連型で5例が香港A型で、B型は検出されませんでした。長岡は2月第2週頃よりインフルエンザが急増、今週初めがピークでやや減少傾向です。B型は検出されませんでしたが、A型がソ連型についで香港A型も流行したため 急増したと思われました。ソ連型の2名は2回規定どおりインフルエンザワクチンを接種しており、1名は1回接種で香港型に罹患していました。その後も数名ワクチン接種者からも罹患患者が発生しています。県からの途中報告では、分離されたソ連型はワクチン株とのことでしたが、今後検討課題と思われます。<大塚武司>
【新潟市・西地区】インフルエンザがピークを迎えています。当院は感染症定点報告(いくつかの感染症の患者数を一週間単位で保健所に報告)を行っている関係上、インフルエンザの確実な数を出しておりますが、先週は260人余。 3.5人に1人がインフルエンザでした。しかしA型はあと1〜2週間で終息に向かうのでは・・・。<長谷川誠>
【北魚沼全域】今週もインフルエンザAが流行中です。1.インフルエンザA:小千谷市全域、堀之内町、小国町、川口町で流行中。2.インフルエンザB:小千谷市内、川口町、堀之内町の一部でわずかにみられま す。3.手足口病、溶連菌、マイコプラズマ感染症が小流行しています。<奥川敬祥>
【新発田市】インフルエンザが流行中です。突然始まる高熱、咽頭痛、頭痛が特徴で、関節痛、筋肉痛も年長児は訴えています。二峰性発熱を認めるものも多いです。インフルエンザワクチン接種済みの児にもインフルエンザAが数例発症しています。<中野徳>
2/28 【村上市/朝日村/神林村/荒川町/関川村/中条町/黒川村】■村上市内での流行が続いています。山辺里小、瀬波小、村上一中での発生が目立ちます。迅速診断では、小学生以下はA型、中学生はB型の流行が主体です。朝日村、神林村でも発生しています。山北町については情報が不足 していますが、発症は見られているようです。(山本)■2月5日の当院第1例は荒川町在住者です。8日の2例目も荒川町です。14日と15 日の各1例は神林村在住者でその後は各地から出ていますが、fluB陽性者は全員荒川町在住者でその殆どが荒川中学の2年生というのは特筆すべきかもしれません。本日までの集計では荒川町が12名で最も多く、内Aが5名B8名(A,B重複陽性1名を含む)、関川村と中条町が各4名、神林村が3名、黒川村と山形県小国町が各2名、村上市が1名で、今のところその他の地域からの陽性者はいません。当院周辺の流行状況はあまり顕著ではないように思います。(坂町病院今田)<山本浩介>
【長岡市】引続き長岡周辺各地でインフルエンザが流行しています。大部分はA型です。抗ウイルス剤が無効で自然経過も あります。4日目に解熱して再度5日、6日と発熱し、やっと解熱する「二峰性発熱パターンが幼児ではよくあります。<郡司哲己>
2/27 【柏崎市】インフルエンザは徐々に流行しておりますが爆発的ではありません。比角小学校、米山小学校、新道小学校、荒浜小学校で目立ちます。保育園でもみられますが、特にどこの保育園が流行しているという状況ではありません。迅速診断キットが手に入らず、在庫のみですので、家族でインフルエンザがいれば検査しないで抗インフルエンザ薬を処方しております。<村井力四郎>
2/26 【上越市】上越では2月に入り、第1ー2週から3週にかけ、インフルエンザの発生が倍増しております。大流行ではありませんが、休み明けの25日(月曜日)、当院では、1日 あたり約20人を迅速診断によりインフルエンザと診断しました。A,B型いずれも 流行しております。当医院の近くでは、国府小、高志小、附属小中学校ではB型、飯小学校および多くの幼稚園ではA型です。今のところ、学校別に流行の差異が明らかです。インフルエンザ治療薬であるタミフルの使用適応に制約がある現在、B型の流行が危惧されます。<林三樹夫>
【新津市】インフルエンザ:全域でやや多い。各小児科の迅速診断キットの在庫もあと僅か。最近、年長児を中心に「今シーズン2回目のインフルエンザ罹患をする方」 が増えてきてます。A型→B型か?<高野健一郎>
2/25 【全島】佐渡ではインフルエンザが流行しています。ほぼ全島にわたってA型が認められ、畑野を中心にB型も拡大しつつあります。インフルエンザ脳症など重大な合併症はまだ認められていませんが、流行のピークでウイルス量が多いと考えられるときに脳症が認められますので、ここしばらく要注意です。41度を超える高熱や、いつになくぐったりとして元気がないときには早めに受診してください。<岡崎実>
【小千谷市/堀之内町/小国町/川口町】今週もインフルエンザAが流行中です。1.インフルエンザA:小千谷市全域、堀之内町、小国町の他川口町でも流行が始まりました。 2.インフルエンザB:小千谷市内、川口町、堀之内町の一部で小流行しています。<奥川敬祥>
【新潟市・西地区】インフルエンザが猛威をふるっています。A型とB型の比率は20対1くらいでしょうか。ただし全体としては軽症で終わる例が多いようです。うがいはあまり効果がないと言われていますが、そうおっしゃらずに、ペアとしてうがいと手洗いの励行を!<長谷川誠>
【新発田市】2月18日-24日 インフルエンザが確実に増加しており、突然の高熱で、ぐったり感のある児は、イン フルエンザと考えてよさそうです。家族歴も参考になります。<中野徳>
2/22 【柏崎市】先週末より槇原小学校・荒浜小学校で、患者さんがみられましたが、21日は、新道小学校・大洲小学校の生徒がインフルエンザでした。保育園全般でインフルエンザがみられますが、ワクチン接種した児童が多い為か流行する程ではありません。<村井力四郎>
加茂市2月11日〜17日:インフルエンザが12名(1歳から15歳)、全例A型でした。<五十嵐隆夫>
【村上市/神林村/中条町】村上一中にてインフルエンザB型の流行が始まったようです。昨日(21日)に迅 速診断で第一例が確認され、本日になり急増しました。小学生以下の流行は依然 A型のようで、村上市内は瀬波地区を中心に各所で発生が見られます。神林村 も、ほぼ全域に広がってきました。山北、関川では流行はまだのようです。また 中条町でも流行ってきたとのことです。(当院でも1例確認しました)<山本浩介>
2/21 【長岡市】インフルエンザが引続き流行しています。小児に続いて保護者家族の成人でも、ぼちぼち流行があるようです。やはりA型が主で、B型が一部混じっているようです。でもこの保育所ではB型だけみたいな流行はなくて、A型だけ流行またはA型とB型が混合して流行のパターンの ようです。<郡司哲己>
2/20 三条市相変わらず、インフルエンザAの小流行を認めますが、19日、インフルエンザBの小学生がいました。 ・三条市下坂井、大崎小男児。ワクチン(−)、インフルクィックA(−)B(+)。<冠木直之>
2/19 【新津市/亀田町/小須戸町】全域で小〜中流行。増加傾向。迅速診断のヒット率は80〜90%に急上昇(本間)。特に亀田・荻川・小須戸地区に目立つ。乳幼児ではA型が中心。年長児では、地域によりB型も流行?(笹川)。<高野健一郎>
【田上町/加茂市田上町羽生田小学校2年2組が、明日から2日間学級閉鎖となりました。インフルエンザAが流行しました。当院で3名迅速診断で陽性でした。羽生田小1年生男子の症例です。2月15日に発熱し、迅速診断が陰性であったのですが、2月19日に再検査したら、陽性でした。キャピリアフルABです。発熱数時間後ですと、鼻咽腔にウイルスがすくないのでしょうか。2月19日、8例中5例陽性(全てA型)。陽性例:6歳男児、羽生田小1年。7歳男児、羽生田小2年。1歳男児、兄が羽生田小2年、高熱あり、姉が羽生田小1年、高熱あり。4歳女児、加茂市あおい幼稚園さくら組。4歳女児、加茂市あおい幼稚園さくら組。加茂市内では、葵幼稚園さくら組で流行が始まりました。 本日さくら組は8名欠席だったそうです。<五十嵐隆夫>
2/18 【朝日村】朝日村は先週末より急増、また山北町は1月末に第1例が確認されたあとは見かけ ていません。<山本浩介>
2/17 【小千谷市/堀之内町/川口町】今週はインフルエンザAがかなり流行してきました。現在、発熱しているひとの大半はインフルエンザAです。 1.インフルエンザA:今週は小千谷中学校での流行が目立ちます。小千谷市内の西地区を中心に片貝地区方面の多くの幼稚園、保育園、堀之内町、小国町などの保育園でかなり流行してきました。また、堀之内小学校1年生は学年閉鎖中です。川口町では今のところあまり流行していないようです。 2.インフルエンザB:川口町川口東保育園などでわずかにみられます。<奥川敬祥>
2/16 【新潟市】インフルエンザ 2月12日の週から少しずつみられます。すべてA型で、1月28日の症例からA香港型が分離されました。しかし2月14日に始めてB型が出現。他の東新潟の先生に聞いてもB型の出現がみられるとのことでした。数は少ないのですが、A型とBの混合感染のようです。<庄司義興>
【守門村/入広瀬村】小出病院、高橋です。2月第2週で、守門村・入広瀬村を含む北魚沼全体で確認され、第3週(12-15日)は1日10人程度に迅速検査して6〜7人インフA陽性が出ています。まだ小流行です。<高橋秀雄>
2/15 【長岡市】インフルエンザの中規模流行が続いております。A型が主で一部にB型が混在のもようです。<郡司哲己>
2/14 【白根市/味方村】インフルエンザ;大通小学校集団発生、味方村発生 。年長児(高学年)に多い。<水戸義昭>
【柏崎市】インフルエンザは先週後半より、毎日10人程度発生しております。大部分A型で、たまにB型インフルエンザが混じっております。<村井力四郎>
【加茂市】2月4日〜2月10日:インフルエンザは9名(1から5歳)、流行というほどではないが、毎日 2、3名診られます。はっきりB型と 判定できたものは2名でした。<五十嵐隆夫>
2/12 【清里村/上越市】清里村で、9日インフルエンザA陽性者いました。上越市でインフルエンザ流行しています。<長沼賢寛>
【京ヶ瀬村/水原町】先週は、インフルABクイック陽性は4名でした。水原の3歳から5歳の児3名と京ヶ瀬の4歳の児です。水原の児の父は、水原の高校の先生で、同じ時期に高熱が出ていたとのことです。京ヶ瀬の児の母は、水原で保母さんをしています。どうやら、水原では、インフルが発生 してきたようです。<佐藤雅久>
【亀田町】皆さんの情報を元にして1月22日から本格的にインフルの検査 (インフルA・B-クイック)をしていました。亀田町以外の新津、新潟市、北蒲原の方は時々A(+),B(+),A(+-)&B(+)の方を 見かけておりました。1月21日に亀田の方で初めてB(+)の方が出て、昨日初めてA(+)の方が出ました。本日もA(+)1名出ました。A(+)の2名とも第四保育園に通っているお子さんでくっきりと菱形が出ました。でも流行しそうな感じはしません。 <笹川富士雄>
【水原町】10日は、日直・当直でしたが、発熱患者に占めるインフルエンザは急激に増加しています。大人、子供を問いません。先週と異なり、抗原の迅速検査は、やれば殆ど陽性となりました。 たった2日で様相が一変しました。<福島英樹>
【三条市】大崎小学校で、 明らかなインフルエンザAの流行を認めます。<冠木直之>
【柏崎市】国立療養所新潟病院、早川です。 10日は日当直、本日の外来は午後11時過ぎまでで23名。そのうちインフルエンザ様疾患と思われる発熱患児は11名。インフルクイックABを11名に行って6名 A(+)でした(そのうち1名はABともに陽性)。柏崎市を中心として西山町、刈羽村、高柳町、柿崎町、吉川町と確実に広がっており、中には吉田町と新潟市からの里帰りが混 じっていました。<早川広史>
2/8 【横越町/京ヶ瀬村/亀田町/水原町】インフル検査陽性患者の報告です。(インフルA,Bクイック)先週は2名。横越の3歳男児(ワクチンすみ)と京ヶ瀬の4歳男児(ワクチンなし)。シンメト処方しましたが、2名とも4日間発熱が続きました。前者は一家の3人が高熱を出しており、間違いないと思います。7日2名陽性でした。2名とも5歳女児で、亀田(横越との境ですが。)と水原です。発熱以外の症状はなく、咽頭発赤も中等でした。ワクチンは2名とも「なし」です。<佐藤雅久>
【小千谷市】1.インフルエンザA:東小千谷中学校、小千谷中学校、小千谷市内各地の幼稚 園、保育園 川西町のたちばな保育園、堀之内町堀之内保育園なでどで散発しています。また 川西中学校1年生の1クラスで学級閉鎖中になっています。 2.インフルエンザB:小千谷幼稚園、岩沢保育園、川口町川口東保育園などでわ ずかに確認されました。<奥川敬祥>
【村上市/神林村】インフルエンザは局地的な流行です。インフルエンザAが、村上小学校の児童(とその兄弟)に集中的に発生しています。上海府小(村上市)、塩屋保育園(神林村)でも発生していますが、散発程度で流行には至っていないようです。<山本浩介>
【三条市】8歳男児(西大崎 大崎小2年)。昨日より発熱。ワクチン未。今週前半に母親と兄姉が発熱。インフルクイックABにてA陽性。<冠木直之>
【三条市】1歳4ヵ月男児(鶴田在住)。保育園通園なし。家族内発生現時点でなし。ワクチン接種なし。昨日より39〜40度の発熱。ぐったり感なし。咽頭部のシレッとした感じでインフ疑い検査。キャピリアA(+)B(−)。<斎藤昌志>
2/7 【全島】佐渡でもインフルエンザの流行が始まりました。両津、新穂、佐和田ではインフルエンザAが、畑野ではインフルエンザBが流行しています。6日には1日で10名以上がインフルエンザと診断されました。今後全島に拡大するおそれがあります。人ごみを避けて、手洗いやうがいの励行をお願いいたします。強い悪寒や倦怠感がみとめられるときには早めに受診してください。症状が軽い場合には家で水分摂取と安静をこころがけてください。<岡崎実>
2/6 【柏崎市】先週よりインフルエンザ(ほとんどA型)が毎日4〜5名程度みつかります。刈羽方面、北条方面の患者さんが多いです。しかし大流行と言うほどではありません。迅速診断の検出率は2〜3割程度です。今年は流行の少ない年ではないでしょうか。<村井力四郎>
2/5 【小出町/堀之内町/広神村/大和町】2月4日小出町・堀之内町・広神村の児インフA+。2月5日大和町の児でインフA+でした。まだ散発です。<高橋秀雄>
【長岡市】昨日、今日の追加で千手小、栖吉小、希望が丘保育所(新保の)、宮内小、宮内中、南中で、インフルエンザA型の新患ありでした。<郡司哲己>
2/4 【三条市】4日、当院で今期初の三条市民のインフルエンザAが2名でました。・2歳男児(三条市西中、未入園児)。昨日から発熱。咽頭発赤軽度。デンカインフルエンザABクイックA(+)B(−) ・11歳男児(三条市桜木町、南小5年)。昨日より発熱。扁桃肥大3°、発赤軽度。頭痛や咽頭痛強め。近日中の家族内の発熱なし。デンカインフルエンザABクイックA(+)B(−)<冠木直之>
【加茂市】4日、1歳男児(加茂市陣が峰)がインフルエンザA強陽性でした。2月1日より37.5度の微熱あり。2月3日より39度の高熱あり、本日も39度です。しかし、一般状態すこぶる良好。咳が少し。ワクチン 2回接種済です。加茂保育所がインフルエンザA流行中。<五十嵐隆夫> 
【長岡市】1月の20日過ぎよりインフルエンザAの患者さんがポツポツ来院。先週までは主に黒条保育園、北部保育園、宮内保育園、富曽亀小学校で流行が見られましたが、今週に入り柏保育園、長生保育園、みのり幼稚園、太陽幼稚園でもインフルエンザAの流行が始まっています。全市への流行拡大の兆しがあるようです。<太田裕>
2/3 【加茂市】加茂市、田上町地区で、はじめて はっきりとインフルエンザと診断できる患者さんがあらわれましたので、報告 します。1日、午前10時にインフルエンザ迅速診断でA型が強陽性となりました。4歳、男児。加茂保育園。発熱39度。インフルエンザワクチン2回接種済。<五十嵐隆夫>
【吉田町/弥彦村】■7歳男児、吉田町若生町在住。インフルエンザ予接なし。 A型に陽性出ました。■ 4歳女児、弥彦村在住。ひかり保育園。インフルエンザ予接なし。A型陽性。 <沼野藤人>
【長岡市】1日、軽度の肺炎と発熱、喘鳴の5歳児(長岡市内新保在住)でいったん日中診療して帰宅しました。 夕方から40℃の高熱で嘔吐して内服もできそうにないと先ほど入院しました。至急の鼻汁インフルクイックABで、あきらかにB型陽性でした。B型はA型の流行期にもときおり早くから混在するようですが、この地区で第一例でしょうか。<郡司哲己>
【長岡市】当院はラッピドビューインフルエンザA/Bですので不明ですが、太田先生も既にB型がいたと言ってましたから今期はソ連型とB型の混合流行の可能性もあります。尚、宮内保育園に続き、長生保育園からも患者が発生、南中学校の学童が本日陽性でクラスで5人欠席しているとのことでした。 <大塚武司>
【柏崎市】先週(1月28日〜)に入りインフルエンザ毎日4〜5例診つけております。今朝受診の5歳男児(枇杷島保育園)、発熱で来院。キャピリアFluA,BにてB(+)でした。30日、A,B型ともに陽性の症例がありました。B型も混在しているようですね。ワクチン接種が行き届いているのか、今年は散発的な流行に終わるのではないでしょうか?<村井力四郎>
1/31 【小千谷市】1.インフルエンザA:東小千谷中学校、小千谷市内各地の幼稚園、保育園などで散発しています。 2.インフルエンザB:小千谷幼稚園、岩沢保育園などでわずかに確認されました。<奥川敬祥>
【長岡市/越路町/三島町】インフルエンザはまだ流行は小規模で、宮内、千手、 栖吉、新町地区は長岡市内では検査で確認されました。 いずれもA型。保育所、小・中学校単位で流行があります。 市外では見附市内と越路町、三島町(この2ヶ所は学級閉鎖 あり)で報告あります。<郡司哲己>
1/29 西蒲原・潟東村】28日の夕方、潟東村の東保育園の6歳児が インフルエンザA弱陽性でした。その子のクラスは、24人中10人以上が高熱で休んで いるそうです。<五十嵐隆夫>
【燕市】
29日、燕市四ツ屋在住の男児(6歳)がインフルエンザA陽性に。当院初。燕市第2泉保育園児です。さらに午後から、三条市荒町の36歳女性もフルA陽性。<斎藤昌志>
【西蒲原・西川町/新潟市西地区】28日、ラピッドビュー検査で、西川町和光幼稚園 4歳女児、新潟市木山小学校 10歳女児が陽性でした。<柳本利夫>
【新潟市・東地区】28日、ラピッドビュー陽性2名。他に弱陽性の女児(3歳)1名、WBC25400 CRP 6.3mg アデノ迅速(−) 変だと思いX-P撮ったら肺炎でした。マイコプラズマIgM抗体迅速は弱陽性でした。ほんとに弱陽性というのは診断に困ります。インフ抗原弱陽性の時は慎重に診断する必要があります。 インフルエンザばかりに気を取られない方がよろしいかと。<五味崇行>
【北魚沼・湯之谷村】県立小出病院でも遅ればせなが ら本日インフAでました。8歳女児、湯之谷村在住。昨日より頭痛、38.5度の発熱。インフルABクイックA+B-でした。ちなみにWBC3300/mm3、CRP0.2mg/dlでした。<高橋秀雄>
【村上市】村上地区(しぶや医院、村上病院)では今日までインフルエンザの発生が確認されていなかったのですが、本日午後ついに当院1例めが確認されました。村上市内の小学校6年生で、発熱と頭痛を主訴に来院、咽頭所見は発赤軽度でした。インフルABクイックでAがくっきりと染まりました。<山本浩介>
1/28 【新井市】今週になりインフルエンザと思しき症状の患者さんがコンスタントに 5,6人は受診するようになりました。 また、本日インフルA/BでインフルエンザB+の患者さんもいました。 当院内科ではB型の方が多い、という話です。今年はA, Bとも 流行するのでしょうか?(昨年に比べかなり速いペースです) また、本日インフルA/BでA+, B+の中学2年の患者もいました。 臨床症状としては典型的なインフルエンザでしたのでタミフル を処方しました。<上村孝則>
1/27 【両津市】両津市で2名のA型インフルエンザが確認されました。<岡崎実>
【上越市】上越市戸野目小学校地区からインフルエンザの流行が始まりました。当院のインフルエンザも戸野目小学校でした。次のホームページで上越市内小 中学校のインフルエンザ流行状況http://www.jorne.or.jp/influ.htmが見ることがで きます。<長沼賢寛>
【新発田市】当院でもインフルエンザがでました。 5歳女児、1月26日朝から発熱および咽頭痛あり初診。ぐったり感が強い割に咽頭 所見なく、インフルクイックABにてA陽性。新潟市や人の集まる場所に行ったエピ ソードなし。母親が1月23日に新潟市に行き、本日よりやはり咽頭痛ありとのこ と。シンメトレルを処方しました。 <中野徳>
1/26 【小千谷市】今週になって小千谷市内の保育園、幼稚園、小学校でインフルエンザAとB がそれぞれ数人確認されました。そろそろ流行の兆しがあるようです。<奥川敬祥>
【長岡市】25日夕刻健康対策課よりファクスが入稿、1月10日に提出した1歳11ヶ月の男児の咽頭ぬぐい液から、インフルエンザAソ連型(ニューカレドニア株)が検出されたとの速報がありました。この株は今年度のワクチンに使用されています。なお、1月24日(木)に三島郡の中学校でインフルエンザによるとみられる集団発生で学級閉鎖の報告も載っていました。宮内保育所からは昨日2名、本日2名のインフルエンザ患児が来院、ラピッドビューインフルエンザA/Bで陽性、検体を提出しました。園児の半数が休んでいるクラスもあるようです。太田先生の情報では青葉台地区からも患者さんが発生しているようです。<大塚武司>
【長岡市】千手地区の保育所でインフルエンザ発生したようです。1例は1月23日初診、1歳 9ヶ月、40度C。鼻汁、嘔吐数回、下痢1回、食思不振で初診。インフルA−B−ク イックでA(+)。その後音沙汰なし、何処かで点滴中と思っています。本日25日同じ保育所から二名来院、1人は1歳6ヶ月、38度C。鼻汁、軟便,眼脂、流涙あり、ディレクティジェンFluAで(+)。今1人は2歳3ヶ月、昨日より38,5度C〜39,9度C、鼻汁あり、食思不振(+-)。ディレクティジェン FluAで(+)。3例ともシンメトレル投与しました。3例とも咳の訴えがなかったです。< 田中健一>
1/25 【上越市】当院、今年初めてのインフルエンザです。戸野目小学校一年生戸野目小学校で、でているとのことで、検査 したところインフル・クイック ABにてA陽性でした。<吉岡茂子>
【長岡市】本日の外来で、長岡市宮内地区の保育所・宮内中学校にて多数の病欠ありとの情報が、外来保護者からもたらされました。インフルエンザの流行開始です。(本日受診患児=宮内の保育園児はA型インフルエンザでした。)<郡司哲己>
【柏崎市】枇杷島地区の兄弟がインフルエンザに罹患しました。姉、10歳(枇杷島小学校)は昨日より40℃の発熱で本日受診。キャピリアFluA,BにてA型陽性。タミフル投与。弟、2歳(枇杷島保育園)は本日昼より発熱しております。検査せずにシンメトレル投与。<村井力四郎>
1/23 【小千谷市】1月21日、先週から熱の続いていた小千谷市北保育園の1歳女児がインフルエンザAクイック陽性でした。家族内の感染者はいないよ うです。今のところは小千谷市内で確認したインフルエンザはこの方が今年初めてです。<奥川敬祥>
【上越市】ひまな外来に、インフルエンザがいきなり5人受診されました。厚生労働省は先日、全国の一医療機関あたりのインフルエンザ患者が、1週あたり平均1人をこえたとの事で、今季のインフルエンザ流行期に入ったと発表しました。上 越でも、インフルエンザ流行の兆しが見られます。現在は、大人が中心ですが、高田地区のある小学校の低学年で1クラスあたり2−4人の休学しているとのこと。受診された子供さんの喉からはA型インフルエンザウイルス抗原が検出されました。<林三樹夫>
【板倉町・妙高高原町】23日、当院初のインフルエンザ患者が2例出ましたので報告いたします。(症例1)6歳男児。板倉町曽根田。1/20高田へ外出。1/22より咳、1/23朝より頭痛、38.6℃の発熱、悪寒、喉の痛み、関節痛を訴え当科受診。咽頭がやや赤く、インフルA/BでAのみ強陽性、WBC7960, Hb12.8, Plt16.5, CRP0.29でした。 (症例2)14歳女児。妙高高原町関川。1/22より37.3℃の微熱、喉の痛み。夕方より39.8℃の発熱、咳、腹痛。 1/23当科受診。咽頭がやや赤く、インフルA/BでAのみ強陽性。<上村孝則>
1/22 【新潟市・西新潟地区】22日、当院(新潟市西地区)で今年度初めてのfluA がありましたので報告いたします。・6歳男。五十嵐小1年3組。第1病日。高熱のみ。咳なし。咽頭:発赤著明。 ・7歳女。五十嵐小1年3組。第2病日。高熱。咳軽度。咽頭:軽い(いわゆる「ヌメッ〜」)。・5歳女。明美ヶ丘幼稚園。第2病日。高熱のみ。咳、鼻汁軽度。咽頭:発赤著明。以上3名、 いずれもインフルABクイックで、Aのみ強陽性。<長谷川誠>
【長岡市】今朝がた初発の熱性けいれんで入院した1才男児 からインフルエンザAクイック陽性でした。長岡駅近辺の住所ですが登園はなし。父が2―3日まえに発熱、このかたが柏崎に通勤とのことでその職場由来のようでまだ流行パターンではないようです。<郡司哲己>
【長岡市】22日、市内に住む(長町)3歳女児。昨日より,38.1度の発熱と咳少々で来院(イン フル予防接種未)。7日弟38度二日間。13日父40度の発熱(1日で解熱)17日母37.1。インフルABクイック施行、A強陽性でした。新しく出たインフルABクイックの精度と反応時間の長いのが気になっておりましたが、反応液を入れ3分ほどではっきりした発色が見られました。<大田裕>
1/21 【柏崎市】19日の当院(国療新潟病院)救急外来受診児のうち2名(5歳)から、インフルクイックABでAがかなりはっきり陽性になりました。二人とも中央幼稚園に通園しています。1名はワクチン未 接 種、1名は2回スミでした。<早川広史>
1/19 【新潟市・東新潟地区】16日、松浜小2年女児:Rapidview (+)。 18日、丸山小3年男児:Rapidview (+) Capillia Flu A(+) B(-) CRP 0.4。 2歳男児:Rapidview (+) Capillia Flu A(+) B(-) CRP 0。祖母より感染したらしいです。   以上3名のインフルエンザが出ています。<五味崇行>
【柏崎市】小鳩幼稚園の4才、5歳の男児2名が18日夜より発熱。19日、キャピリアFluABにてA型陽性でした。<村井力四郎>
1/18 【白根市】1歳女児、白根市万年在住、K保育所 に在籍している姉が3日前に発熱しています。本人は17日より発熱あり。念のためインフルABクイックを施行したところ、Aに弱弱陽性でした。一般状態が良いので、シンメトレルは投与せず。インフルエンザワクチン未接種。<五十嵐>
1/17 v【見附市】A型インフルエンザがでました。 3才男児、本日39度で受診。ぐったり、喉赤くなくシレッとしていかにも。耳は異常 なし。フルAしっかり陽性でした。2日前に母が高熱で、他院で迅速診断でA型インフルと診断されたそうです。<橋本尚士>
1/16 【豊栄市】15日午前中にインフルエ ンザ1号がでました。 3歳の男の子で、昨年10月、11月、2回 ワクチンをしております。14日より39度 から40度の発熱、鼻水、咳、があり本日15日きました。見た感じやや重症感があり検査 しました。CRP2+、WBC8700、でした。 ひょっとしてと思い、インフルABクイックを やってみました。Aのところにしっかりと菱形がでました。豊栄市内で、町の中心部に住んでいて、保育園 にいっています。家族はだれもインフルエンザはおらず、先週後半あまり出かけなかったといっております。<杉山明夫>
【三条市】16日午前の外来で、インフルエンザBとおもわれる患者さんがいました。 4歳男児、三条市上保内在住。 1月15日朝より発熱39度あり。本日39.5度でした。咽頭発赤中等度、咳なし。重症感あまりなし。インフルABクイックでA弱陽性、Bしっかり陽性でした。そこで、インフルエンザBに軍配をあげました。念のため県保環研へウイルス分離を提出しました。ワクチンは、一昨年は接種し、昨年は未接種でした。熱性痙攣を4回起こしているので、要注意です。抗インフルエンザ薬は使いませんでした。<五十嵐隆夫>
1/15 【白根市】15日、午前の外来でインフルエンザAが確認されました。4歳男児、白根市庄瀬のK保育園。 兄が13日に当番医(白根市、W耳鼻科) にてインフルエンザA陽性といわれたそうです。それで、今回デンカのクイック ABで検査しました。この兄弟はインフルエンザワクチンは接種していません(過去に一度も接種してないようです)。両親は職場で接種済み。<五十嵐隆夫>
1/14 【横越町】12日、インフルA,Bクイック陽性患者がでました。3歳女児。横越町藤山在住(横越と新潟との境界線に位置します)。保育園には 行っていないが、2人の兄弟は学校と保育園に行っている(いずれも横越にある)。本日、発熱(39℃)と軽度の咳で第1病日に受診。かなりの咽頭発赤あり。一応検 査したら、明らかな陽性。ウイルス培養は当院では出来ません。<佐藤雅久>
【両津市】12日、両津病院小児科にてインフルエンザBが2名報告されました。 いまのところ大きな流行には至っておりません。<岡崎実>
1/11 【長岡市】本日当院今シーズン1例目のインフルエンザがでました。1歳の男児で昨夜 からの発熱で来院、「ラッピドビューインフルエンザA/B」で陽性で、長岡保健 所にウイルス分離の検体を提出しました。五日前より柏崎に帰省していたそうです。 発熱24時間以内でしたのでアマンタジンを処方しました。<大塚武司>
1/8 【与板町】7日来院された21才の女性です。東京暮らし→苗場スキー場→与板の自宅へ帰って発症。症状は1月5日から39度台の発熱が今日まで。咽頭痛が強く話せないほど。咳鼻汁です。インフルABクイック〔生研)でAがはっきり陽性でした。<小林三千>
【新潟市・東新潟地区】8日、新潟市南中野山小2年の男児が39℃で来院しました。(お正月の旅行なし)WBC 8900 CRP 0.2mg/dl rapid view A/B (2+) Capillia Flu A(+) Capillia Flu B (-) でした。 influennza Aと診断しました。<五味崇行>
2002
1/4
【上越市】41歳女性、昨日から38度前後の発熱、全身倦怠感、関節痛、筋肉痛あり。 インフル・クイックでA(+)B(−)・・はっきりとした菱形でした。 (保健所へも検体を提出しました) リレンザを使用しました。 年末年始を大阪で過ごしていたそうです。<塚田次郎>
12/17 【新井市】頚南病院でのインフルエンザ第1号!かも知れない症例がありましたので、報告いたします。3歳男児。新井市姫川原地区。今シーズンインフルエンザワクチン接種せず。最近、上越市内も含め遠出はしていない。12/15より38〜40℃の発熱、咳、鼻水、悪寒、頭痛が続き、12/17当科受診。体温38.5℃、咽頭の発赤が軽度、心肺聴診上異常なし。検査所見:WBC 6640、Hb 12.4、Plt19.3万、CRP 7.22、インフルA/Bクイック(デンカ);検体は鼻腔より採取。Aで非常に淡く染まり、Bは染まらず。現病歴・身体所見的には典型的なインフルエンザの経過ですが、検査所見は一部インフルエンザに合致しないところもあります。ぐったり感が強く入院してもらいました。今期初!ということでインフルエンザ抗体に加えウイルス分離も提出しました。昨年迅速試験に振り回された様な感が強いので迅速とウイルス分離が合致するのか興味深いところです。<上村孝則> →後日、ウイルス分離でアデノウイルス1型が分離され、インフルエンザではありませんでした。
12/4 【五泉市・新津市】先週から4〜5名様。五泉で一部多発?矢代田は消失。他は散発(新津市内)。印象としてはA型?<高野健一郎>
11/26 【聖籠町】インフルエンザの2例目(聖籠中学1年女子)いました。<五味崇行>
11/23 【新津市】矢代田小学校で流行してきました。多分本物です。(この3連休で止まるように祈ってます。)ウィルス分離に努めます。東新潟でも多少出ているようです。タイプはH3N2みたいです。<高野健一郎>
11/21 【新津市】インフルエンザ様疾患(ラピッドビュー検査+):先々週:1名様、先週1名様、今週1例様とまだ少ない。<高野健一郎>
11/9 【北蒲・安田町】11月8日(木)の17:45、インフルエンザ?と思われる北蒲・安田町在住の10歳男子様を拝見しました。迅速簡易検査法ラピッドビュー(インフルエンザA/B)で明確な陽性でした。本検査には多少の疑陽性もあるそうですが、臨床症状は典型的でした。不手際にてウィルス分離には失敗してしまいました。申し訳ありません!多少の問題もあろうかと思いましたが、非常に辛そうでしたのでタミフルを処方させて頂きました。本年のフル・ワクは未の方でした。感染経路は問診では不明でした。残念!!<高野健一郎>

UP


 全国の情報(週報) (2002.1.17〜4.2)

レポート
4/2 「インフルエンザ様疾患発生報告第17週」 (3月17〜23日)をまとめた。今週新たに報告された患者は2万1261人で、前年同期 (2332人)の約10倍。累積患者数は前年同期の約2.8倍にあたる33万9102人に達した。北海道(1万5625人)、新潟(2239人)からの報告患者数が突出して多い。休校は46校、学年閉鎖は133校、学級閉鎖は184校だった。各地でAソ連型、A香港型 、B型のウイルスが分離されている。
3/27 「インフルエンザ様疾患発生報告」第16報(3月10〜16日)によると、同週の 患者は北海道からの報告急増で、前週より約3800人増えて5万2147人となった。北海道では前週より約7800人多い2万4871人の発生報告があった。北海道以 外で患者が多かったのは新潟の1万459人で、その他の都府県では群馬(1778人) 、神奈川(1663人)、大阪(1598人)などとなっている。学年閉鎖は微増で 435校、一方の学級閉鎖は555校で、前週より110校減った。
3/19 「インフルエンザ様疾患発生報告」第15報(3月3〜9日)によると、同週の患者数 は今シーズン最高を記録した前週から4107人減り、4万8330人となった。例年どおりにいけば、患者数はこのまま漸減し、終息に向かうとみられる。患者数は北海道1万6078人、新潟1万1119人で目立ち、次に多い岐阜3358人を大きく引き離した。新潟では同週だけで前週までの累計患者数とほぼ同数の患者が発生した。休校は17道府県、75校で発生。学年閉鎖は432校、学級閉鎖は665校。
3/12 「インフルエンザ様疾患発生報告」第14報(2月24日〜3月2日)によると、この週の患者 は5万2437人で今季最多となったことがわかった。昨年10月末からの累計は20万人を突破、21万1866人となった。沖縄を除く全国に流行が拡大しており、同週は北海道(1万1706人)、岐阜 (7256人)、新潟(7121人)、三重(4987人)などで患者発生の報告が目立った。インフルエンザによる学年閉鎖は469校、学級閉鎖も80 8校となりともにシーズン最多だった。
3/5 「インフルエンザ様疾患発生報告」第13報(2月17〜23日)によると、同週の患者数は今シーズン最多となる5万1326人を記録したことがわかった。今シーズンの累計患者数は15万8792人となった。患者数は2週前に3万7223人とシーズン最高に達したが、前週は1万9442人まで減り、落ち着きを取り戻したようにもみえた。同週はこれまで患者の出なかった富山でも212人の患者が発生。徳島、沖縄では依然、患者の報告はない。患者数は岐阜9060人、北海道8242人、三重6320人で目立つ。インフルエンザによる休校数は64校、学年閉鎖は440校、学級閉鎖は896校となり、こちらも今シーズン最多となった。
2/26 「インフルエンザ様疾患発生報告」 第12報(2月10〜16日)によると、全国の幼稚園や保育園、小中学校での患者数が今シーズン累計で10万人を突破し、10万1552人に達した。3万7000人を超えた前週に比べると、同週は1万9442人と再び落ち着きを取り戻した。累計患者数は昨年同期の4倍近くに上るが、インフルエンザが大流行した98年と比べると、10分の1程度にとどまっている。同週の患者数を都道府県別にみると、岐阜2898人、愛知2788人、北海道 2685人、三重2034人で2000人を超えた。昨年10月末からの累計患者数は愛知が2万3072人と2位の三重(9321人)を大きく引き離している。同週の休校は31校(累計119校)、学年閉鎖は171校(同834校)、学級閉鎖は413校(同2101校)。新たなウイルスの分離はなかった。
2/19  インフルエンザ発生報告11報:患者数が前週の2倍、昨年同時期の5倍に(日刊)

 年明けから患者数が増加していたインフルエンザが本格的な流行期に突入し、今後の患者数の推移が注目されている。厚生労働省健康局がまとめている 「インフルエンザ様疾患発生報告」によると、第11報(2月3〜9日)で新たに報告されたインフルエンザ患者数が3万7223人となり、前週患者数の約2倍、前年同期比(第11報)の約5倍まで達した。ピークに向けた患者数のさらなる増加が見込まれるものの、厚労省健康局結核感染症課は「流行が小規模だった昨シーズンと比べれば、大きな流行にもみえなくもないが、ここ数年でみれば中規模程度の流行」と分析。大流行になる可能性が現時点で低いことを指摘したうえで今後の動向を見守る姿勢を示している。
 今回(2月3〜9日)の1週間で新たに患者となった3万7223人だけで、2001年10月28日から2月2日までの累計患者数3万4569人を上回っ た。累計患者数も7万9051人まで達し、前年同時期の1万8216人を大き く上回っている。都道府県別に患者数をみると、最も多いのが愛知、次いで三重 、東京、大阪、岐阜の順に多い。愛知周辺地域での流行が目立ち、愛知、三重、岐阜の3県の累計患者数3万2630人で全国累計患者数の4割以上を占める。現在までに患者報告がないのは富山、徳島、沖縄の3県。なお、休校数は32校(前週19校)、学年閉 鎖は288校(同168校)、学級閉鎖755校(同411校)と増加傾向が続いている。
2/5  厚生労働省結核感染症課が学校などでのインフルエンザの流行状況を調べている 「インフルエンザ様疾患発生報告」の第9報(1月20〜26日)によると、この週の報告数が急激に増加、学校・学級閉鎖も増えており、本格的な流行シーズンが到来したことがわかった。前週1581人だった患者報告数は、8791人と5倍強となった。昨年10月末 からの累計患者数も1万2243人に増え、前年同期の4440人を大幅に上回っている。学校閉鎖は84校(前週は16校)、学級閉鎖は194校(同38校)となっ た。東北、甲信越、四国を除いた地域で流行が拡大している。
1/29  厚生労働省が25日までにまとめた「インフルエンザ様疾患発生報告」第8報(2002年1月13〜19日)によると、同週の患者報告数は1581人に上り、01年10月末からの累計も3441人となったことがわかった。すでに前週の段階で同省はインフルエンザの流行シーズンに入ったとしており、患者の累計数も倍増に近い水準となっている。同週には群馬、滋賀、京都、兵庫、山口、福岡、鹿児島の7府県で新たに患者の発生が報告された。山口で491人、愛知125人、大阪119人、埼玉・茨城106人、滋賀100人などで流行している。学年閉鎖は計16校、学級閉鎖は38校となった。
1/23  厚生労働省健康局結核感染症課は18日、第2週(1月7〜13日) のインフルエンザ定点報告数が流行目安である1.0人を超えたと発表、インフルエンザの流行シーズンに突入したことを明らかにした。同課では 「年が明けてから急激に患者数が増えた」としており、予防対策の徹底を 求めている。
 12日現在の患者数は1860人(昨年同期1380人)で、16都道 府県から報告されている。流行が目立つのは大阪571人、愛知449人、 北海道327人などで、学級閉鎖は59件、学年閉鎖は19件となった。 昨年のインフルエンザの流行は、2月まで定点報告数が流行目安である1. 0人を超えず、ここ10年間で最も小規模にとどまった。ただ、例年は 1月下旬から2月上旬が流行のピークになるケースが多く、今後の患者数 の増加が予測される。
2002
1/17
 厚生労働省は11日、「インフルエンザ様疾患発生報告」第6報 (2001年12月23日〜02年1月5日)をまとめた。それによると、全国の患者が前年同時期より444人多い1824人になった。同期間は調査対象である幼稚園や小学校などが冬期休業中のため新たな報告はなかったが、報告遅れ分などにより患者は前週より181人増えた。調査地域では昨年12月25日、三重でAソ連型ウイルスが分離されている。